森だよね~やっぱり

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菫が俺に引っ付いているせいか、俺に跳んでくる殺気の数が半端ない。 フッ・・・そうやって嫉妬しかできんから独り身なんだよ。 「菫」 「ん?何剛君「よっと」ひゃあ!?」 俺は菫を呼び止め、常人にも見えるスピードで菫を抱えた。 ただ抱えたわけではない。俗にいう・・・お姫様抱っこだ。 うむ、更に殺気が増えたな。 「ご、ごごご剛君!?は、恥ずかしいから降ろして!」 「嫌だね。こうした方が菫に悪い虫が付きにくくなるからな。例えば、さっきから俺に殺気を飛ばしる哀れな哀れな嫉妬童貞野郎共とかな。」 あちこちから「ど、どどど童貞ちゃうわ!」とか「野郎・・・ぶっ殺してやる!!」とか聴こえたが、実際に俺に喧嘩売ってくる奴はいなかったな。 「だ、だからって・・・何もこんな大勢の人の前で・・こ、こんな・・・////」 「よし、このままギルド行くぞ」 「え、ちょっと待ってえええええ!!」 結局、このままギルドの前まで行った。そのあと菫が自力で脱出し、1時間ほど説教された。(ギルドの前で)
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