オシリス

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Osiris(オシリス) 神話の始まり 人間が生まれるずっと前、その場所は神々が支配していた。神々は太陽神ラーにより創造された。そして、その場所エジプトでは一人のある王が支配権を持っていた。その者の名はオシリスといった。そして、その者はかなり頭のきれるものであった。 オシリスには弟と妹がいた。その弟は常に兄であるオシリスの命を狙っていた。 そして、ある時オシリスはその弟セトによって殺害され遺体をバラバラに切断されてしまったのであった。 オシリス殺害 「フハハハハハハハハアアァァ!! ついに私が次の王だ! オシリスから王位を奪った私は王だ、フッアハハッ!!」 オシリスの殺害者であり、王位を奪ったその者セトは高らかに笑った。 「ついに私は王だ、アッッハハハッッ!!」 宮殿の外はオシリスを殺害したその弟セトの高い笑い声が響いていた。 そのころナイル川に顔を向けていた一人の男が悲嘆と憎悪に満ちた声をあげてつぶやいた。 「セトめ、いずれ必ず殺してやる。父の仇絶対にとってやる!」 そうつぶやいたのはハヤブサの頭をもった者ホルスであった。ホルスはオシリスとその妻イシスの子であった。 ホルスはその時背後から異様な魔力を発している者が近づいていることを感じた。 魔力は強力なだけでなく、邪悪さもあった。これ程の魔力が発して、なおかつ気が邪悪なものといったら誰だか大体しぼられてくる。恐らく父を殺した殺害者であり、その弟であるセトかその眷族であろう。 まさか向こうから出向いてくるとは思わなかったよ。 「ビュゥゥゥウウウウ!!」 強風が激しく吹き大きな効果音を風が奏でた。 その直後、目の前に黒いローブを着た怪しい者が立っていた。 「我が兄オシリスの子ホルスであるな」 その怪しげな黒いローブに身を包んだ者はいった。 そして、台詞からさっするに我が父オシリスを殺害した下手人(げしゅにん)である、セト本人であろう。魔術で影武者などを使っている可能性もあるが、それは今あまり気にする必要はないだろう。大事なことではあるが、いちいちそういうことを恐れていたら戦うに戦えない。もし奴(セト)が魔術で残像の様なものつくりあげているとしてでもある。 そして俺は背中から矢を取り出し、弓で射る。見事に当ったた、と思いきや実にいやな結課なことに射た奴は本物ではなく、残像であった。 そして、その数秒後、
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