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聞いてないっ…あのねあんたバイト探してたでしょ?私が勤めてるお店の店長の知人がBARをオープンさせるんだけど今バイト探してるんだって。
笑美花どうする?」
「お願いします!」
私は、
すかさず百合ちゃんの手を両手をがっしり掴んだ。
百合ちゃんは、
そんな私を見て笑いながら、
「本当笑美花って面白いよね。
了解。
じゃあ早速店長に電話して詳しい話し聞いてみるよ。
けどその前にとりあえずこの手…」
百合ちゃんの視線がテーブルの上の二人の手に向けられた。
私は、
すぐに手を離し百合ちゃんが電話をかける姿を期待の眼差しで見つめた。
「今電話したら早速今日面接してくれるって。
とりあえず履歴書持って来てだって。
場所は、
アーケード抜けた並木道の角だってさ。
」
「百合ちゃんありがとう!愛してるよ。
」
私は、
再び勝利の女神(百合ちゃん)の手をがっしり握り感謝の気持ちを心から伝えた。
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