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それから数分後、俺の机にはプリントの小さな山が出来ていた。
…仕事の資料みたいでなんか見るだけで疲れる。
「最初に配ったカードについてだが、それは生徒手帳兼寮の鍵だからな、失くすなよ。...特にレイフ」
「俺だけ!?理不尽だ!」
ダンは叫んだレイフを見て、そのまま隣にいる俺に目を移す。
「…シド、ソイツ殴ってもいいぜ?」
「.........」
「あれ、シドさん、その拳はどうするつもりで………いってぇー!?」
「あわわわわ...レイフ、大丈夫ですか!?」
「グス...アリサマジ天ぐべらっ!」
「あわわわわ...」
床でのたうちまわるそれを一瞥して、先を進めるよう顎をしゃくる。
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