20人が本棚に入れています
本棚に追加
そう答えると、周りから笑い声が聞こえた。どれも俺を嘲るような笑い声だった。
「魔法も使えねぇくせに学校に来てなんの意味があんだよ」
「落ちこぼれは帰って寝てろ」
この俺が落ちこぼれ…?
その言葉に片眉を上げる。
正直言って、俺は秀才の部類に入ると思う。それなりに強いから。
別に高慢になるつもりはない。俺より強いヤツは何百…もいないと思うけど、やっぱり何人かはいると思う。
それに、だ。
最初のコメントを投稿しよう!