施設内

23/23
15人が本棚に入れています
本棚に追加
/378ページ
最後は、鈴木か… 鈴木をみると、目は血走っている。 「チッ…鈴木拓磨。  18で、ドカタやってるよ」 意外とふつうに自己紹介したな… まあ、暴れないだけ良いだろう。 「さ、さっきの…  本当何でしょうか…」 愛川が、おどおどしながら喋る。 江崎がそれに答えた。 「いや、普通に考えると有り得ないですよ。  ドッキリか、なんかじゃないですか?」 「そ、そうだよね?  ぼ、僕が死ぬとえり様が悲しむんだな」 「はぁ?あんた気持ちわるっ!」 あやは、汚物を見るような目で益田を睨む。
/378ページ

最初のコメントを投稿しよう!