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sige.蓮
俺は学園長から転校生の向かいを受けた。だが行くのがめんどくさい。というわけで副会長である藍に頼んだ。
頼んだはいいが、俺様に仕事を押し付けやがった…。しかも本当に既読済みの書類ばかりで、帰ってくるまでに終わらせとけとか…、鬼畜だろ、マジで…。終わるわけねえだろ…こんなことなら俺が行くべきだった…。そしたらサボれたのに……
なんて思ってても仕方ないので俺様はハンコを押し続ける。
しかし双子もワンコもいねえから静かでやりやすい、これがもし騒がしかったら気が散る…。まあ、ワンコは俺の指示した通りに動いてくれるからあいつは全然気にしねえが…、問題はあの双子だ。うるせえし仕事しない…誰に似たんだか…←※会長に似ましたw
やっと自分の机にある書類の山は片付いた。あとは藍の机の上にある書類のみだ、楽勝だな。
「ただいまー!」
………と思った時期がおれざにもあった。
『会長、副会長はー?お菓子が食べたーい!」
「疲れたからお茶も欲しー!』
『ねえ、会長ー!』
……ウザいの来た。まあこいつらは後で藍に殺されるとして俺は集中して終わらせ……。
「ねえ、会長ー?』
『俺たちの話聞いてるー?」
『ねえ、会長ー!』
ブチッと何かの音が切れた。
「おい双子、俺様は仕事してんだ
邪魔するなら何処かいけ、それか欲しいなら仕事ちゃんとやれたらしてやるよ」
『………………っ!!!!!』
何かを察した双子はビクゥッと震えドアの方に走った。俺は最後の書類を押し終わったのと同時だった。副会長である藍が戻ってきた。
あ、危ねえ…最後の一枚でよかった…
「おや、双子じゃないですか?仕事をしに来たのですか?まさかお菓子やお茶を飲みに来ただけだなんて言いませんよね?」
ニコニコしながら双子が逃げられないように鍵を閉める。閉めた音が聞こえた途端、双子は震えだし自分たちの机に座って仕事し始める。
さすがだなと思いながら見てると藍がこっちに来た。
「終わりましたか?」
「お前が来たのと同時に終わった」
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