一人目の転校生はやはりウザっかった…

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イメージが変わった?どういうことだ? 「先輩のこと好きです!だから友達になりましょう!」 「その"好き"って何の好きだ?」 「友達としての"好き"です!これから友達になる訳なんで!」 『友達』としての好き…、麻野は俺のことどう思ってるんだろうか…。いやまあ、イチャイチャしたいわけじゃねえが… 「そういえば自己紹介まだだったな?宮澤先輩のことは國枝に教えて貰ってるからわかるが先輩は俺たちのことわからないよね?」 「あぁ、わからん」 「俺は高尾晴太!」 「俺は宮本慎太郎だ」 「宮本と高尾だな、覚えとく」 麻野と國枝のいると、周りの奴らが話しかけてくる。時々睨んでくる奴もいるがそいつらは無視してる。 「俺も一応言っておく、俺は宮澤大輝だ、よろしくな」 また友達が出来た。俺には嬉しいことだらけだ。このことを早くあいつに伝えたい。 麻野、早く帰ってこい…。報告してぇことがあんだからよ!お前のおかげで友達で来たこと! そう思いながらその後も二人と話をしつつ麻野達を待つ。 sige.大輝 end
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