富豪と貧民

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富豪と貧民

世の中は なんにもないところから 始まっている 入り口はいつも 突然で当たり前のように 間口はあいている 皆、寄せ集まって 棒崩しみたいな世界を 造り上げてきたのは 遠い昔からの決まりごと 崩し終えるその日まで 私はこの場所で 遊んでいられるかしら… 平等を唱えながら 貪りあるく人の中で 私は何かを手にして 抜け出せるのかしら…
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