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ともかく青年は我慢強く説明した。
「ぶら下げ役の彼はともかく、僕と後ろの彼は見ての通り、配置が前後なんです。だから、肩を並べるなんて不可能なんですよ。求められている役割も違いますから。僕たちには今の働き方がベストなんですよ。」
青年が言うと、老人は舌打ちした。
「ったく!カーテンだか何だか知らんが、最近の若いもんは口ばっかり達者で仕事のやり方がなっとらん!まったくなっとらん!」
「ですから、障子先輩のご指摘はすべて仕様なんですよ。わかっていただけませんか、先輩?」
「知るかっ!お前が一人前になるまで徹底的にやってやるわい!若いもんには負けんぞ!」
「戦うつもりはないのですが・・・・・・」
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