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「つまり、この書類を書いて、生徒会に提出したらいいのか」
「そうよ。さっさと書きなさい。もう書いたわね、なら行くわよ」
「まだだよ。ペンも準備していないのに」
「血で書きなさいよ」
「どこの悪魔だよ」
「貴方の血は、一体何のために流れているの?」
「血の契約を交わすためではねぇよ」
不服そうな表情を浮かべる霧生からペンを手渡され、初めて見る書類にペンを走らせる。
その間、横で静かに直立して待っている霧生。
秘書みたいだな、と言いそうになるが、結果が火を見るより明らかなので言わない。
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