167人が本棚に入れています
本棚に追加
「それより、教室で話をしていたけど、もしかして文化祭で何かやる気か?」
「俺自身やる気は無いけどな」
先程サインした書類を思い出す。
書類に記述したのは俺だが、正直詳細は把握しておらず、少し不安になってきた。
「霧生が強制的に何かしそうだな。根幹に関わるのが好きそうだし」
「まぁ、いい思い出になるじゃないか。どっちか暇な時があったら一緒に回ろうぜ。まぁ先の話なんだが」
「ん? 善処するよ」
「それとも霧生紫音と一緒に回りたい?」
「冗談はよせよ。身というか精神がもたない」
お互い嫌な一日を送る事になりそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!