3222人が本棚に入れています
本棚に追加
/449ページ
「優…パパとママは?」
勝手知ったる他人の家。
多分寝つぶれたこの方が優人に使おうとしていたタオルケットを
寝ている彼女にそっと掛ける。
さすがにどこかによじ登っているような恰好で寝ている寝姿を
俺に見られたと知ったら、
嫌がりそうだったので…
それにしても、この格好で寝潰れる人を見たの…
俺初めてかも…
「ママ、あっち。じーじ。」
片言だけど何となくわかった。
で…コレ?
でもまぁ…何か有れば隣にシズさんもいるから、
良いけど…。
もうじき2歳になる優人は、
割と…賢い子で、同じ年頃の子どもを知らないから
何とも言えないが、一人前にきちんと片言だが話が出来るため
子どもの扱いに慣れていない俺でも、対応がきく。
最初のコメントを投稿しよう!