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瑠偉は
「どうもありがとう。
やっぱりランさんは優しいですね。」
「ランさんと出会えて良かったです。」
そう言うと食べようと手でジェスチャーをしてきた。
2人で食事をしだした。
食べながらも緊張はしてしまう。
さっきは凄い偉そうな事を言ったのに食事となると別だった。
好きな人の前では綺麗に食べたい。
食べやすい食事を選んだのだった。
瑠偉も美味しそうに食べている。
「美味しいですね。」
「はい、美味しいです。」
それからの会話はスマホの話だったり、
洋服の話だったりした。
妄想の中で描いていた世界が現実に起きていた。
食事が終わり瑠偉は煙草を吸う。
「今度、一緒にギター見に行きましょうね。
ランさんのギター選びしましょう。 」
うひゃー。
もう幸せ過ぎて何か起きるのではないかと思ってしまう。
「はい、とっても嬉しいです。」
私は満面の笑顔で答えた。
瑠偉は私の笑顔に応える様に笑顔になった。
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