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車を駐車場へ止め
瑠偉が言う。
「少し夜の散歩でもしませんか?」
私は首を縦に振る。
車を降りると流石に夜の東京タワーだけあり
カップルだらけであった。
私達も周りからはそう見えるのかな?
嬉しい気持ちのまま歩き出した。
東京タワーは私の好きな場所で
好きな場所に憧れの大好きな瑠偉と一緒に来ている。
今の状況をつい数日前の私に想像出来ただろうか。
これは夢?
いやいや、
夢ではない。
瑠偉は煙草を取り出し火をつける。
そんな一瞬ですら嬉しい私。
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