勝ちなんて飾りです。若い人には分からんのです。

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「そういえば、そうでした。 運野さん。昨日、佐藤さんに 何したんですか?」 運野「そ、それは...」と 言いかけた矢先だった。 佐々木先輩「レイジ。お前鈴猫様に 何したんだ?えぇっ!?」 どうやら逆鱗に触れてしまったようだ。 「ぃ、ぃゃ、何の事かな~?」 とぼけてみる私。 佐々木先輩「言い逃れしても無駄だ。 証拠はあがっている!」 と、佐々木先輩はスマホを取り出し 一枚の写メを見せる。 タイトルは 「レイジは大変なモノを盗んでいきました」 た、タイトルやや古っ。 朝の私の上に佐藤さんが乗っかり 泣いている様子の写メ。 (トオルの仕業だな) 私・佐藤「ちょw、まww!」 揃って慌てる私と佐藤さん。 朝野先輩「お二人さん、どうしたんですか? 揃って慌てるあたり何かおありですか?」 「ぃぁぃぁ、話せば分かる。 話せば分かるって」 三輪先輩「何が分かるのかな~w」 もうゴタゴタ。 そんな事をしてる間に昼の講義の 予鈴がなる。 「昼から講義あるんで、これにて! 詳しくは運野さんに聞いて!」 佐々木先輩「続きはwebで。じゃなくて 話は聞くよ?」
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