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運野「ぁ~、あの●人さんですか。
はぁ...(遠い目をしてた)
一回目の模擬ゲームでミスというか、
動揺したのが、相当悔しいらしくて、
アレ以降、店に居座って人狼ゲーム
してるそうですよ。
月曜日までの戦績が、
57戦32勝25敗13生き残りデスって。
これだから、●人(リアルの生活を
犠牲にした廃プレイヤーを指す言葉。
敢えて伏せ字)は」
で、コレで話が終ったかな~と
思ったら、トンデモナイ事に。
運野「聞いて下さいよ。レイジさん。
ボクね。星運学園附属高校だったのに
何でARIKO来たか分かります?
そのまま、大学に行くのがイヤに
なったからですよ。兄のレイジが
行ってるからって、妹のボクも
行かないといけない理由なんて
無いですよ。
親からすると、中学の時に不登校だった
ボクが、ようやくマトモに
なってくれたっていう世間体ですよ。
行けって言われてもあんなイヤな
とこないですね。受験している方が
よほど気楽ですよ。
あんな人を運や勝負で計る、
殺伐とした箱庭はイヤですね。
毎日苦しくてたまりません」
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