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佐藤さんは私に、レスリングで言う
ところのタックルをかまし、
私の胸の上でわんわん泣く。
数日前は遠くから見ていて
ロールプレイも入って、とても凛とした
様子であった佐藤さんには
似つかわしくない表情を浮かべる。
(メロンマシュマロ!)
マシュマロとは、某やりこみSRPG3で
言われた言葉で、女性の胸部に存在
する、突起物を指す言葉である。
大きいとメロン、小さいとイチゴと
例えられる。
(ぃぁぃぁ、何で???)
ライトノベルとこの小説のジャンルに
設定したが、急にこんな展開ありですか?
と私が疑問を浮かべるが、
それとは関係なく、今の佐藤さんは
なんというか、可愛い。
ぃゃ、高校時代もクラスや部活に
女性がいないわけもなく、それなりに
会話したりしていたが、そんなに
深い関係になる事は無かった。
私の胸の上で、孤独から解放され
ふれ合いを求めたかのように、
寂しさを解消しようとする涙は
何かの理由があるとしか思えない。
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