勝ちなんて飾りです。若い人には分からんのです。

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佐藤「そうですか。すみません、 迷惑おかけしまして。でも、スッキリ しました。ありがとです」 急に泣き止んだかと思うと、丁寧に 礼を言われ何とかなる。 「でもどうしたん?なんかあったの?」 トオル「馬鹿、やめろ!」 佐藤「...う...(涙」 「ぃゃ、スマン。後で運野さんに聞く」 ヤバイ!と思った私はなんとか フォローして、二の舞に ならないようにする。 トオル(女性はデリケートだから 扱いに気を付けろ) (す、スマン) そんなこんながあった午前も終わり 昼休みの間に、徹攻班の部室を訪ねた。 徹攻班の部室には、佐々木先輩、 三輪先輩、運野さんがいた。 何かとあった、佐藤さんも居たが 敢えて知らぬ素振り。 「三輪先輩、話って何ですか?」 三輪先輩「ぃゃ、その前に聞いて 良いか?」 「改まって何ですか?」 三輪先輩の真剣な表情に何かあった 事を微かに悟る。 三輪先輩「俺に死亡flg(フラグ)が 立っているって本当か?」 「何でそうなってるんですか?」
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