孤高のシングラリティ

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Bパート開始。アイキャッチ無しの方向で。 ――トシユキ機、腰に携えた刀を抜刀しながらマレノブ機へとスラスターを噴かせて猛進する。 トシユキ「うぉぉぉ!」 マレノブ「おめでたい奴だなぁ、やっぱり手を組むに値しないか。文字通り刃向かってきてくれて正解だよ、君」 ――艦隊の艦全てのミサイルハッチが開き、ミサイルサイロからミサイルが押し迫る。 マレノブ「第一世代機にこの完全飽和攻撃を凌ぐことも、防ぐことも、ましてや耐え抜くことも不可能だ」 ――場転。旗艦艦橋、ミサキ他数名の整備要員。 ミサキ「始まったか……。あんたら、ようやく私たちの出番だよ。気合い入れていきな!」 整備要員『オスッ!!』 ミサキ「まずはこの艦隊の火器管制、フレイアの奪還だよッ!」 整備1「姐さん、あとは解除コードを入力するだけですぜッ!」 ――ミサキ、ハッキング用に新たに備え付けられたモニターにコードを入力しつつ。 ミサキ「曹長と呼べ曹長と、せっかく昇進したんだ。みんなもありがたがってくれ!」 整備要員『オスッ!! 姐さん』 ミサキ「ったく、これだよ……。お次は航行管制システム、リンク44をこちらに回しな!」
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