星に願いを flumpoolからの物語

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僕は君を愛していた。 でも君の気持ちにちゃんと答えることが出来なくて、君との別れを選んでしまった。 なのに僕は今でも君と夜空の星に願った思い出を忘れられずに思い出す。 あの日交わした指切り… あの日別れを告げた時の泣き顔… 君は耐えきれず涙を流しながら最後まで僕に笑顔を送ってくれた。 そんな君の全部が忘れられない。 星を見るたび思う。 君は今誰かといるのだろうか? まだもしも誰の物でもないのなら… 逢いたい、君に逢いたい気持ちが止まらない。 僕はやっと分かったんだ。 幸せは、幸せになろうと思う二人に一つ一ずつあるのではなく、幸せになりたい二人が一つの幸せをわけあって大きくしていくんだ。 今君の所へ行かなきゃ。 僕のために別れを受け入れてくれた優しい君がこれ以上傷つく前に。 もしもまだ君が僕以外の誰かを選んでいないなら、身勝手でももう一度君を… まだ間に合う、今君のもとへ行けば新しい未来が待っていると今なら思える。
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