過去 #2

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早くに布団に入ったはずなのに、二人は深夜遅くまで話をしていた。 『ゆい、ありがとう ゆいのお陰で元気になれた。じゃ、おやすみ』 「おやすみなさい」 ようやく二人は眠りに着く… アキはこの日、こんな夢を見た… あの公園のあの場所に、一志が立っている。 アキは一志の所に行こうとするが、誰かに腕を掴まれ動けない… 『離して、離して』 アキは何度も言うが、手は離れる事はなく、相手の顔は見えない… 『誰?誰が掴んでるの 離して!一志が行っちゃう!』 そんな言葉で、アキは目を覚ました。
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