過去 #2

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朝食の準備が出来たのは、六時半過ぎ。 アキはゆいを起こしに寝室へと。 ゆいは気持ち良さそうに眠っている。 無邪気な子供の様な寝顔が可愛い。 『ゆいっ、朝だよ。ゆい!起きて』 「うぅん…、まだ眠い…」 相変わらず寝起きは悪い。 『早く起きないと遅刻だよっ!』 と言うとゆいは起き上がり「今何時!」 慌てているゆいを見て、アキは思わず笑ってしまった。 『おはよう、ゆい。 ごめん、驚かして。まだ六時半なんだ』 それを聞いたゆいは「何だ…、ビックリした…」とため息をついた。
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