過去 #2

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ゆいは眠そうに目をこすっている。 『ご飯出来てるから起きて来てよ』 アキはそう言って寝室を出た。 「いつものアキに戻ったみたい」 ゆいは起き上がり、ニコニコしながらリビングに向かう。 「アキ、随分早起きだね。 朝ご飯まで作っちゃって」 と言いながら、ゆいはテーブルの上を見る。 「うッひょー!美味しそう。 まさに日本の食卓だね」 何て言いながら、ちょこっとつまみ食い。 『夢で目が覚めちゃって。 昨日はゆいがご飯を作ってくれたから、今日は私が頑張りました』 ゆいはソファーに座っていた、アキの隣に座った。 「いつものアキがやっぱりいいね」 とアキの顔を覗き込んだゆいは笑顔だった。 『さっ、ご飯食べよう。お腹空いたよ』 「うん、食べる!」 二人は朝食を食べ始めた。
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