37人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆいは嬉しかった。
アキの笑顔は、昨日の無理をしてる笑顔ではない。
今まで見てきた笑顔に間違いなかった。
『ゆい、今日からまた一緒に頑張ろうね。
て言うか、私はまた忙しい日々が来るんだよね…』
「そう、アキはこれからまた忙しいんだよ。
あれだけの仕事、アキじゃないとこなせないからさ。
アキにはまだまだ頑張ってもらわなくちゃ」
『そうだね。
ゆいも力貸してよ。一人じゃ無理だから』
「了解。力貸しますとも」
この時の二人には、この先に何が起きるのかなんて知るはずもなかった。
アキには、明るい未来は…。
アキとゆいの友情は…。
そして、アキはまた人を愛する日が来るのだろうか…。
最初のコメントを投稿しよう!