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二人は片付けをして、お風呂に入った後、少しだけお酒を呑んだ
そして早めに布団に入った
ゆいはアキの昔の話が気になって、またアキに聞いてしまった
「アキ、彼の事が好きなの?」
彼とはきっと一志の事だろうと察したアキ。
『うん、好きだよ。
彼は高校の先輩なんだ。
私が一年で彼は三年
彼は高校卒業するまで、私の事を守ってくれたの
優しくて、強くて、自分をしっかり持ってる人だった』
アキの頭の中は、高校時代までタイムスリップ。
懐かしさで涙が溢れそうになる。
あれから、もう十年以上の月日が過ぎた
でも、アキは三年前から、時間は止まったままなのだ…。
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