過去 #2

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二人は片付けをして、お風呂に入った後、少しだけお酒を呑んだ そして早めに布団に入った ゆいはアキの昔の話が気になって、またアキに聞いてしまった 「アキ、彼の事が好きなの?」 彼とはきっと一志の事だろうと察したアキ。 『うん、好きだよ。 彼は高校の先輩なんだ。 私が一年で彼は三年 彼は高校卒業するまで、私の事を守ってくれたの 優しくて、強くて、自分をしっかり持ってる人だった』 アキの頭の中は、高校時代までタイムスリップ。 懐かしさで涙が溢れそうになる。 あれから、もう十年以上の月日が過ぎた でも、アキは三年前から、時間は止まったままなのだ…。
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