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三年ぶりの一志との再会…。
朝、一志の腕の中で目覚めたアキは、安らぎの中で、アキを抱きしめて眠る昔からの一志の姿が変わっていない事に喜びを感じた。
横を見ると一志が居る…。
アキは一志の顔をそんな思いで見つめていた
昔とは違う、少しくたびれた一志を見て、どれだけ一志が苦労したのかをアキは悟った。
だが、一志は何も言わなかった。
二人はベッドの中で愛を確かめ合い…
そして、昔の二人の時間を振り返り、少しずつ一志が戻って来た事を実感した…。
これから、また二人の暮らしが始める。
アキは思う…。
一志と二人で歩いて行きたいと…。
「おはよう、もう起きてたんだ」
『おはよう、一志』
アキの新たな人生の幕開け。
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