愛してる #2

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アキはどうしても分かったとは言わず、次の日も、一志はアキに話をした。 だが、アキが首を縦に振る事はなかった…。 月曜日、一志はアキに日本を発つ日を言わずに、朝早くに家を出た。 アキはベッドの中で、一志が出て行くのを見送らず、会社にも行かなかった…。 日曜日の夜、一志は桜田に電話をしていた。 「話はしましたが、アキは分かったと言ってくれませんでした。 僕は明日、アキの家を出て、水曜日、日本を発ちます。 アキの事をお願いします」と…。 その連絡を受けていたので、桜田はアキの事が心配でたまらなかった…。 朝、かなり早く桜田は出勤した。 アキの席を見つめて、願っていた。 だが、アキは会社には来なかった…。 連絡も来ないまま…。
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