二十年

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一ヶ月が立ち、 真澄の誕生日に僕は初めて彼女を抱いた。 夢を語り、 生きる喜びを語り、 二人寄り添い朝までずって過ごした。 「最高の誕生日」 真澄は呟いた。 ぼくは想いを告げると、 真澄の体を再び抱き寄せた。 真澄が体を寄せてくる。 目を瞑ると唇をあわせた。 夢のようなひと時。
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