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まだまだこどもの恐竜のようだ。
「かさ…どうするの?これ?」
興味津々か、珍しいものって子供の好奇心をくすぐるなぁ、わかるわかる♪
傘をキラキラした目で見ている。
『こいつはな、こうすると雨に濡れなくなるんだよ、でもな、こういう森の中では使いにくいんだけど…』
傘を開きながら恐竜に説明する。
俺の頭の中に神様がくれた知識が浮かぶ。
この恐竜は大丈夫、俺を襲わない。
なら、もう怖くない。
俺の心の中にあった警戒心はすぐに無くなった。
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