第4話 賢者のベッド 2
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※ リリコが瞼を開けると、十年前だった。 視線の先には、長そでの白いセーラー服を着た、十四歳のリリコ。 薄暗い中、円柱の水槽を見つめている。 水槽を挟み、現在の、二十四歳のリリコが居る。 こぽこぽと、水音しかない水族園のクラゲの部屋。 柔らかい体が漂うのを、見ているのが好きだった。
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