don't touch me!-2

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「…結構楽しかったな」 「そうだね」 俺と咲は子供たちを見届けながら笑いあった。 これは中々いい雰囲気じゃないか? そう思っているとき海斗たちが現れる。 「……ダメだ」 「「え?」」 あまりに小さい海斗の声に俺たちは聞き返す。 「だーかーらー!!ダメだ!全然ダメだ!まるでダメだ!」 ボロクソに言われた。 「ちょっと待てよ。自分で言うのもなんだが、結構いい雰囲気だったと思うぞ」 咲も隣でコクコク頷く。 「確かに、子供たちと遊ぶカップルってのも微笑ましいものがあった……しかーし!」 海斗が一歩詰め寄る。 「お前は今回の主旨を忘れたのか?」 それは… 「咲たちといい雰囲気になるようなデートをすることだろ?」 「違う!!俺の妹にして全宇宙の中で最も清らかで最も可愛らしい、天満の男性恐怖症を治すためだろ!!」 全宇宙で~の部分は知らんが確かにそうだったな…
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