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｢｢……｣｣
由衣と天満は俺から距離を置く。
待て待て！
｢違う！俺はロリコンじゃない！｣
ダメだ！
必死に言うと何だか本当の事を言われて焦ってるみたいだ。
｢｢……｣｣
その証拠に由衣も天満も信じるどころか、ますます俺から距離をとる。
ああ……人って支え合って出来てんだろ、誰か、誰か、支えてくれ。
じゃないとノになってしまう。
｢あの……｣
そこで今まで見ているだけだった火野が動く。
俺を見るその目は何事も無かったかのように。
もしかして火野は……俺を……
｢……ロリコンって何ですか？｣
淡い期待も見事に砕かれた。
｢……えっと、要するに子供好き？｣
説明しづらそうに五月が言う。
｢ああっ！私も好きですよ子供。太陽さん、私もロリコンです｣
｢だから、違うんだよ！｣
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