第1章

2/9
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
ジリリリ… またこの音だ… 毎日の始まりはいつもこの音から。 この音をあと何度聞けばいいのだろう… そんなことを思いながら重い体を少しずつ起こし、意識をはっきりさせていく。 眠い目をこすりながら歯ブラシを加え洗面台の前へ、寝起きの顔はいつにもましてひどい。 洗面台の前ではぁ、と大きな溜息をつき今日という1日を開始するのだった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!