番外編短編集。【リクエストご要望可^^】

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もしも編【双子のお兄さん】 「・・つかささーん・・そろそろ起きてくださ~い・・・・」 朝、起きると何故かがっちりと司さんに抱き枕にされている俺。 するとハッとした表情で目を開く司さん そして俺を見るなり珍しく余裕の無さげな勢いで引き寄せられた。 「あのクソ野郎・・夢ん中で俺の拓海に手え出しやがって・・」 しかもなんか口調がいつもより・・なんか荒い。 一体どんな夢見てたんだか・・ 「つかささん?どうしたんすか?」 「・・なあ、拓海」 「・・はい」 あれ・・呼び捨てだ・・どうしたんだろ 「優しい俺とイジワルな俺が居たらどっちを選ぶ」 「は?」 「・・・・いや、なんてゆうか・・俺のそっくりな奴が居たとして・・」 「司さんなに言ってるかさっぱりなんすけど・・」 「・・うんまあそうだな。寝起き早々変な質問して悪かった」 「うーん・・優しいとかイジワルとかよくわかんないっすけど・・俺は司さんがいいです」 「・・そうか」 「そうですよ」 「・・お前が弟じゃなくて良かった」 「は?」 「夢の中で拓海が俺の弟なってて・・お前が俺の双子の弟に惚れちゃう夢見たって言ったらどう?」 どうって・・ 「司さんって双子だったんすか!?」 眠気も吹っ飛んだ。 つづく。
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