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スマホはビデオ通話のまま、嘉人はベットに向かう。
響は無言でその様子を見ていた。
『なあ、響。俺、お前が居なくて、寂しいよ・・・』
スマホスタンドにスマホを置く。
そして、そこでようやく気がついた。
嘉人、俺の服、着てる・・・のか?
一回り大きなサイズ。しかも自分かよく着ていた部屋着を嘉人が着ていた。
『俺、今日はもうお前から連絡来ないと思って』
しかも、下は最初から履いていなかった。
『さっきまで、スマホでお前の写真見てた』
「嘉人・・・」
嘉人はベッドに腰を下ろし、そのまま脚をゆっくりとスマホの方に向けて開いてみせる。
既にソコはじんわりと濡れていた。
『してた』
ぽそりと呟く。
『もう、ひとりで・・・さっきまでシてた』
頬を赤らめながら先程まで自分で解したであろう場所をゆっくりとなぞってみせる。
そしてもう片方の手で服をたくしあげる。
消えかけている俺が付けた痕を全身に纏いながら、
嘉人は身体を火照らせていた。
『ひびき・・・、足りない・・・たすけて』
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