5人が本棚に入れています
本棚に追加
「ネルトリンガーにきっとスウィンジは目をつけられてしまったでしょう。
それなら…こちらは黒猫を向かわせて…
糸を遮断または…ムシュフシュの動きを封じるしかありません」
でも、どうやって?
袋狼が小さく鳴く。
「風がダメなら…
炎または…雨です」
黒猫は雨の精霊を連れている。
最悪、私たちが空間を作り、毒を退けるしかない。
「一番はリルヴィの協力を得ることですが…」
リルヴィの組織なら…ネルトリンガーと対峙できるでしょうが…
「あの、ばか黒犬は!!」
肝心な時にどこをほっつき歩いているのでしょう!
「毎日、報告しろとあれほど口を酸っぱく言っているのに!」
最初のコメントを投稿しよう!