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「ってか、協力をしろ
どうしてくれるんですか!
貴方のせいで、話の説明を変えないといけないでしょ!」
「え、そこリアルなの?」
背後にいた羅刹が突っ込んだ。
当たり前です!
リルヴィに邪魔が出来ないじゃないですか!
と、言いますか…だとしたら何のためにリルヴィが動いているか分からない。
わざわざネルトリンガーの部下を自らの手で切り刻んだ理由も。
「黒犬の考えが分かりません
黒犬の目的はネルトリンガーでスウィンジでも
ないはず」
「黒犬かな…それ」
羅刹が呟いた。
「もしかしたらね
白薔薇と黒犬かもよ?
黒犬は…薔薇をおくなら赤と決めてるでしょう?」
白薔薇と黒犬が──?
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