竜達の始まり

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人や竜、魔物が暮らしている世界 その世界のある森にレイは住んでいた そこへ一人の男が訪れていた 「ねぇそろそろ折れたら?このまま此処に居ても何も変わらないよ?」 「毎日毎日うるさいぞシュウ」 「だってレイがどうしても学院行かないって言うから」 「我は別にこのままの生活の方が慣れていて良いし、そもそも我は人間が嫌いなのだ、シュウも知っておろう?」 「んじゃ人間以外ならいい訳?」 「まあ、そうだな」 「なら大丈夫だよ、その学院は獣人とかも居る、そいつらとなら話せるでしょ?流石に竜は居ないだろうけどね」 「はぁ、わかった我の負けだ学院に行ってやる。 ただ、学院では竜の姿に成れぬ…」 「どして?別に竜人の姿なら大丈夫でしょ」 「忘れたのか? 我が何度か竜人の姿で街へ行った時の事を」 「…なんかごめん」 「別にいい隠れて竜化するからな」 「じゃあ行こうか」 「ああ」
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