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ー昼休み。御影学院 食堂ー
朝陽と向い合わせに、陽月が。朝陽の隣に戒斗が、と言う感じで座っている。ヤキモキとしていたらしい陽月は、眉間に皺が寄っており、如何にも『機嫌が悪そう』だった。
一方、戒斗は『拗ねている』ような顔をしている。何なんだろうか。
朝陽
「え~~~と、あの、ゴメンナサイ………」
陽月・戒斗
「「………はぁ?!」」
同時に言う、陽月と戒斗。しかも、明らかに怒ってる。だって、額に青筋浮かんだもん。
何で、こんな時だけ、気があってんのさ?ってゆーか、めちゃ怖ぇんですケド。
何て言うか、『獲物を捉えた肉食獣の眼』ってゆーの?そんな感じ。ナチュラルに『命の危機』を感じます………いやいや、『現実逃避』してる場合じゃない。
2人の視線が『早く、話せや、コラ』と訴えてます。ええ、分かってます。
朝陽
「………えっと。その、ね…………昨日の放課後。伊達さんに『告白』、された………。『彼女になってくれ』って…………。」
陽月
「まぁ、あーちゃんより『可愛い子』なんていないけど、『彼氏』じゃないかな?」
戒斗
「や、ツッコむの、そこじゃないスよ、センパイ。」
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