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弱体化しきったジータック軍の残存戦力はバイル=スカーの提案により南米ラダクスク基地を目指し艦を進めていた。
今まで何一つとして戦闘が起きなく安全に航海していた。
そしてウズベキスタン上空を通過しヒマラヤに差し掛かった。
その時ウィズダムⅡ艦内に警告を促すアラートが響き渡った。
そう、ルッカーのヒマラヤ地方部隊に遭遇したのだ。
この世界である噂が流れていた。
ヒマラヤには悪魔が住んでいる、そして奴らは人知を越えた能力がある
と
ヒマラヤ地方部隊、別名"ヒマラヤ愚連隊"
そしてウィズダムⅡを発見するやいなや通過妨害、ジータック軍殲滅の為銃口を向け発砲してきた。
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