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和斗 滴る赤い血の 甘い香りが 僕を誘う 白いドレスの 可憐な小鳥が 穢れてゆく 輝くナイフが 踊り狂って 僕の瞳を 君が睨む 涙を流して こんな僕を許してくれ 愛し方がわからなくて その涙も愛しくて 僕はそんな君を傷付けて 血に塗れた 僕の心は 君の場所へ 君の心は どこにもなくて 僕の体の 奥が疼く 小鳥を探して そんな僕を許してくれ 君のことが愛しすぎて その体を穢してく 君はそんな僕を嫌うの? こんな僕を愛してくれ 僕はもう 君を傷付けないから
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