プロポーズ
3/3
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
18ページ
「お嫁さんになってください」彼は突然5才の私にそう言った。彼は覚えているだろうか?今日、卒業式を迎え、彼は4月から地元の町工場に就職するらしい。もの作りの好きな彼の夢への第一歩。彼はたぶんいや絶対、公園にいる。公園は桜が散りはじめていた。その花びらを拾いながら進むとやはり彼の姿が見えた。私は両手を広げ集めた花びらを彼めがけて吹いてみせ、「覚えているよ」その一言に想いを込めた。彼は照れながら頷いた
/
18ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!