第三章

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「次郎、あのね、生徒会と関わるとなにが起こるかわかるかな? 親衛隊が嫉妬するよね、うんそうだ、きっと彼らは今頃憤慨してるだろうな そしたらなにがおこるかわかる?制裁だね、そこまではいいね」 さきほどまでの伊賀のように善が次郎に優しく説明しはじめる。 「わかってるよ、暴力強姦でしょ、 でもそんなの経験済みだし」 経験済みだしィ??!??!? 風紀全員が固まった。 「ちょ、え、次郎、え、え?」 壊れたおもちゃみたいになった善に次郎は楽しそうに笑った。 「未遂未遂 あぶなかったってだけー 連れ込まれて縛られて少し触られただけだよ」 触られた箇所もそんなエロくないとこのみー 笑いながら言う次郎にさらに固まる風紀 そんな話聞いたことないんですけど 善と伊賀はプルプル震えていた。 「今年じゃないからね、去年去年。だから知らなくて当たり前 俺ほんと不定期だもんコッチにいる期間」
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