第三章

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そんな大きな声出してないのに即気づいて速攻俺たちの方にきた。 明るい茶髪で小柄で、一見少女と見間違いそうな容姿の生徒をみて、善ちゃんは首を傾げた。 「善ちゃん、紹介しておくね、 俺の親衛隊隊長のチサちゃん」 「…は?」 「次郎様、チサちゃんてよばないでください!千智です! はじめまして柴田様、 次郎様の親衛隊隊長を務めさせていただいてます、 七瀬千智と申します」 チサはふわりと微笑んで恭しく頭を下げた。
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