第三章

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「次郎、親衛隊いたの!?!?」 善ちゃんが目を瞠った。 そりゃそうだ、言ってないもの。 親衛隊に所属してる人しかしらないトップシークレットの親衛隊だ。 「しかも七瀬って…」 「はい、会長の七瀬の従兄弟です」 「えっ!?」 驚いたのは俺 あれ?うそ、まじで? 「チサ、あのアホの従兄弟だったの!?!?」 「はい、残念ながらあのウ??コの従兄弟です」 知らなかったァァ そりゃそうだ、まずあいつが生徒会長だってことすら知らなかったんだから。 「僕の英才教育のおかげで次郎様が生徒会毛嫌いするようになってほんとに良かったです」 にこにこと恐ろしいことを言うチサ 「なんで次郎の親衛隊は知られてないの?風紀と生徒会で受理されてる?」 善ちゃんは不審そうな目でチサを見ていた。 親衛隊は風紀と生徒会で受理されないと結成は不可能だ。 「はい、去年の会長様と委員長様のときに受理していただきました」 「また去年か…」 そういえば最近いやに去年去年といろんなことが暴露されている気がする。
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