第三章

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「ねぇチサ、俺の下駄箱とか机とかなんかいたずらされてたー?」 「はい、今日で下駄箱は10回目、机は12回目ですね 水をかけようとしていた輩は5人ほどいました」 「そっか片付けありがとね」 「いえ、そこらへんは桐生隊がやってるんで、親衛隊はノータッチです。把握だけさせてもらってます」 「あー…まだいるんだ桐生隊」 親衛隊とは別に親衛隊みたいなことをやってるのが桐生隊だ。 ふと目線をずらすと眉間にシワをよせた善ちゃんと目があった 「??善ちゃん?」 「ちょっと整理しきれないんだけど、 どういうこと?なんでそんなこそこそ活動してるの?」 そりゃそうだ 理解しがたいよね秘密裏な親衛隊なんて。
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