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「善ちゃん、なに?」
「委員長から。生徒会室行くよ、次郎」
「は?」
話が微妙にわからない、というかぜんぜんわからないのだが…
伊賀からの電話なのになぜに生徒会室??
「もしかして和くん…?」
「わからない。とりあえず行こう」
でも和くんだったら伊賀なんて通さずに生徒会の人達を引っ張って来そうだ。
不安そうな表情をしていたのだろう。
善ちゃんが困ったような笑みを浮かべてぽんぽんと撫でてくれた。
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