第三章 後半

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「ってわけで飛鳥先輩のことお世話してたんですよー」 ですよね?と同意を求めるように飛鳥先輩を見ると そうだな、とでも言いたげに髪の毛をクシャリとされる。 「それで神田先輩が次郎を抱き込む理由になるんでしょうか」 うぉうなんでそんなにピリピリしてるの伊賀さん… てか善ちゃんもならんで似たような空気放出してるから風紀怖すぎる 現会長と現副会長…ややこしいから七瀬先輩と久住先輩でいいや 七瀬会長と久住先輩は俺のことに驚いたのかこっちをガン見してる。 「なんでって…ずっとこんなだもんなァ?次郎」 顔は見えないけどそりゃあもう美しい顔でニヤリとしたに違いない。 七瀬先輩もかなりイケメンだ。でもこう、七瀬先輩は野生じみたとこがあるというか、悪く言うと野蛮??まぁクッソ変態のセクハラ野郎に変わりないけど 対して飛鳥先輩は絶対服従を誓っちゃうようなイケメンだ。 紺色で夜みたいな色の目と髪の毛、芯がぶれなそうな体つきは同性からみても羨ましい。 まぁこっちも変態には変わりない。 なによりスキンシップが激しい。 いや、慣れたけどさ。
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