第四章

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「じゃあバスケのやつこっち来てー」 山内が躍起になって声をかける。どうやらクラス内での競技ごとのリーダーを決めるらしい え、山内でよくない? 善ちゃんはどうやらバレーボールにしたらしい。 すごい、すでにチワワが群がってる。あ、払い落としてる…容赦ないな善ちゃん 「いいかァー!俺らの中に敗北と言う文字はー!!?」 「「なーい!!」」 「体育祭での敗北を覆してやるぞー!!!!」 「「おーーー!!!」」 あ、体育祭負けたんだ。 俺そんときいなかったもんなぁ 「そこで、だ。 俺は組長に立候補しようと思う!!だからリーダーは、桐生、いや次郎!!!」 「は?」 「まかせたぞ」 キラキラした目を向けてくるバスケ班によく状況が掴めない俺 組長? リーダー?え?俺?
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